ちょっと考えてみてください。
女子ホルモンは、これから女性が体の中で生命を育てるるという目的を持ったホルモンです。
「食べ物が入ってこない」という、もっとも危機的な状況の中で子供を作るなんていうことはできないですよね。
赤ちゃんができたとしても、自分の体が危険な状態になるかもしれません。
だから、体は女性ホルモンの働きや量を下げて、自分の体を守ろうとするのです。
食べ物に溢れた今でも「古い脳」はそれを認識しません。
体に入ってくる食べ物の量が減れば、関係なく同じように反応します。
つまり、ダイエットで体重が減少する、食事が減る、エネルギー源となる炭水化物が減る、ということは「体の危機的状況」。
だから、制限型の食事法や「ダイエット」が原因で、エストロゲンが減ったり、女性ホルモンのバランスが崩れ、生理が来なくなる、PMSが悪化する、肌荒れが起きるなどの症状が起こるのです。