「女性ホルモン対策」間違ってない?
若々しい肌を保ちたい!
いつまでもきれいでいたい!
女性らしさを保ちたい!
女性なら誰もが願うことですね〜。
特に30代を過ぎるとホルモンバランスも気になりだして、
「綺麗でいるために女性ホルモンを増やしたい」と切に感じたり。
女性ホルモンを意識した豆乳や、大豆イソフラボンのサプリメントもたくさんあります。
インスタグラム でも女性ホルモン対策に、と紹介している投稿をしょっちゅう見かけます。
が・・・
その対策、本当に正しい?!
いいと思ってやっていたことが実は違った!なんていうことも。
ホルモンは「増やす」ことより「整える」ことが大事。
ホルモンを整えるってどういうこと?
そもそもホルモンて何?!
わかっていたようで、ぼやっとしていた「ホルモン」のこと。
あなたの努力が裏目に出てしまわないように、まるっとホルモンのことを理解しましょう!
ホリスティック栄養
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「ホルモン」のこと、理解してますか?
そもそもホルモンて何?
一言で「ホルモン」と言っても、体にはなんと500以上のホルモンがあると言われています。
ホルモンは体の特定の部位に対して、
「〜にしなさい」
というメッセージを持った化学物質です。
そのためによく、「ケミカル(化学物質)メッセンジャー(伝達人)」と呼ばれます。
脳、甲状腺、副甲状腺、副じん、すい臓、生殖腺…
など体のいろいろなところに「内分泌腺」というホルモンを作る「器官」があります。
そこで作られたホルモンが、血液にのって目的の臓器に運ばれ、メッセージが“開封”されることで、消化液を出したり、成長する、など健康を保つための働きが起こるのです。
例えば、女性ホルモンの一つ「エストロゲン」。
女性の生殖器や生殖活動をメインに多くの働きがありますが、その一つが誰もが気になる胸の発達。
卵巣で作られたエストロゲンが乳腺に届き、そのメッセージが”開封”されることで胸が大きくなるんですね。
つまり、
健康な体=健康なホルモン
逆にいうと、ホルモンのバランスが崩れ、正しく機能しなくなると、
夜眠れない
寝ても疲れがとれない
生理痛がひどい
イライラが抑えられない
頭痛薬が手放せない
生理中/前のむくみがひどい…
などの不調が出てきてしまうのです。
ホルモンバランスを整えるってどういうこと?
500以上もあり、それぞれ違う役割を持つホルモン。
でも、それぞれが独立して働いているんじゃないんですよ〜。
ここがすごく大事!!
例えば、女性ホルモンが普通よりも少ないという時、ほとんどの人はじゃあ、それを増やせばいいじゃんって思います。
病院でも女性ホルモンを増やす薬を出すし、反対に多すぎたら強制的に減らす薬をもらいます。
でもね、ホルモンたちはオーケストラのように「調和」をとり、ちょうどよいバランスを保つことで体が健康でいられるんです。
ひとつの楽器が暴走してはオーケストラは成り立ちませんよね。
同じように、ひとつのホルモンが崩れたらほかのホルモンもドミノ倒し。
ここがホリスティックヘルスと西洋医学との違いです。
女性ホルモンが少ない、あるいは多いからといって、
女性ホルモンだけを
どうにかしても健康にはならない。
生理痛やPMSなど、女性ホルモンの乱れで不調が起きているとき、そこだけ見てもだめ。
生活習慣やストレス、
ほかのホルモンバランス…など、
女性ホルモンのバランスが崩れる原因を見る必要があるんです。
だから、
女性ホルモンを増やすサプリを飲んだり、
女性ホルモンを増やす食べ物を食べても、
効果がない(涙)となってしまうんですね。
薬でもし症状はなくなったとしても、
根本的な解決になっていないので、
ほかの不調が出てきたり、
薬の副作用も出るかもしれません。
「ホルモンバランスを整える」というのは、
- 周りとの調和を図り、
- 多すぎず少なすぎない、
- 体がベストな状態でいるための、ちょうどいい量にする
ということ。
正しくホルモン対策、していますか?
どこから始めていいかわからない〜!という人は、「ホルモン」について書いた過去のブログを読むと、いろんなことがつながってきますよ。
カラダのストレスを減らし、ホルモンバランスを整えるレシピをご一緒にどうぞ♡
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免責事項; この記事は、既存の疾病のない一般の方に向けて、食と健康の知識を広める目的で書かれたものです。私自身の教育、研究そして個人的な経験に基づいた意見を述べたものであり、病気の診断 ・治療あるいは病気の予防を約束するものでは決してありません。
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