サラダのメインのブロッコリーについて
ブロッコリーは多くの栄養価が高く、身体の健康をサポートを素晴らしい成分も多く含まれている、いわば、「スーパーフード」です。
ブロッコリーは、特にビタミンC、ビタミンKや繊維が豊富。
また、細胞にダメージを与え、老化や病気の原因とも言われているフリーラジカルを中和してくれる抗酸化物質も多く含まれていて、その抗酸化物質が身体のデトックス機能をサポートし、免疫力のバランスを整えたり、癌を抑制する効果があると多くの研究でも発表されています。
ひじき
炊き込みご飯や煮物など、和食の定番食材の一つでもあるひじき。
何気なく普段口にするひじきですが、日本のように海藻を普段から食べる国はなく、海外では海草類はなかなか手に入らず値段もお高いので、海産物が豊富な日本は本当に恵まれている国だとしみじみ感じます。
ひじきは、便通の改善効果のある水溶性の食物繊維が豊富。
鉄やヨウ素、そして骨や歯の健康や身体が正常に働くために必要不可欠なマグネシウムなど不足しがちなミネラル類も多く含まれる、現代の生活にも意識して取り入れたい健康食品です。
煮物などのイメージが多いひじきもこのブロッコリーとラディッシュのサラダのようにサラダに加えても美味しく食べられます。
きっと多くの方が認識しているひじきの栄養ですが、実はあまり知られていないのがひじきに含まれるヒ素。
ヒ素は自然界に広く含まれる元素で、土や水の中にも普通に存在していますがひじきに特に多く含まれることが分かっています。
ヒ素が、急性あるいは慢性的に身体に多く入ることでいろいろな健康被害が出るということから、海外ではひじきに含まれるヒ素を問題視する国もありますが、、、
厚生労働省は、
“日本人のヒジキの一日あたりの平均摂取量は約0.9g。
WHOが定めた無機ヒ素のPTWI(暫定的耐容週間摂取量)は15μg/kg体重/週。
体重50kgの人の場合、107μg/人/日(750μg/人/週)に相当します。FSAが調査した水戻ししたヒジキ中の最大無機ヒ素濃度の22.7mg/kgで計算すると、毎日4.7g(一週間当たり33g)以上を継続的に摂取しない限り、ヒ素のPTWIを超えることはない”
(平成16年7月30日にアップされた厚生労働省のホームページより)
と言っています。
また、ひじき中の無機ヒ素は水に溶け出しやすいので、水に戻す、茹でる、戻した水やゆで汁は使わないなどの調理法に気をつけることで大部分を取り除くことができることが分かっています。
乾燥ひじきを調理する際のおすすめの方法;
- 乾燥ひじきを30分以上水につけて戻す。→戻した水は捨てる
- 水洗いする。
- 水の入った鍋に入れ、沸騰後5分間茹でる。→茹でたお湯は捨てる
この方法で、ヒジキのミネラル分などは保ちながら、9割以上の以上のヒ素を除くことができるそうです。
ひじきは日本で食べ続けられてきた自然の食品です。
栄養成分にも優れたひじきを一切食べないのではなく、食べる量や調理法に気をつけ、普段からバランスよい食事を心がけることでひじきを有効に取り入ればいいのではないかと思います。
(あくまでの私個人の意見なので、ご自身の判断で召し上がって下さいね)