けれど、脳が発達して「賢く」なってくると、先生や親から怒られないように、周りからはぐれてしまわないように、社会からの「外れもの」にならないように、自分を抑えることを学びます。
この、よく言えば「適応力」や周りと合わせようとする能力は、群の中で生きる動物として、人間にもともと備わった「生きる知恵」。
けれど、子供の心・自分らしさが押さえつけられすぎていたり、成長していく中で肯定してくれる人が周りにいなかったすることで、本当の自分/無垢な心を持った子供の心を思い出せなくなってしまうのです。
それはルールだらけの忙しい今の社会ではよくあること。
その「本当の自分」ではなく周りから求められていることに応えて生きることが「当たり前」になってしまっているこの世の中。
自分らしさが分からない、好きなものがわからない、そもそも「本当の自分」を見失ってしまっていること自体に気づいていない人もとても多いのです。
でもそのせいで、人生が窮屈に感じていたり毎日が単調で面白みがないもの時感じちゃう。
それは「子供の心」「本当の自分」が見えなくなってしまっているサインなのです。