明けましておめでとうございます!
2019年もあっという間に終わり、いよいよ2020年が始まりましたね!
私は10年近くいわゆる「自分探し」を続けてきていますが、2019年は私にとってより”自分ともっとつながる/自分を知る”ことに意識向けた一年でした。
この記事を読んでいるあなたは、きっと「自分をもっと磨きたい」「毎日をもっと良くしたい」と向上心が強い方だと思います。
その「こうしたい」という思いは「幸せを感じたい・感じていたい」という気持ちが根本にあります。
幸せは人間なら誰でも求めていること。
でも、目まぐるしい今の社会に暮らしていると「今目の前にある幸せ」に気づかず「無いこと」に意識がいってしまうんですよね。
どうしたら、もっと毎日生き生きと過ごせるんでしょう。
その方法の一つは
「周りに転がっている小さな幸せを集める」
ことなんです。
忙しい毎日で忘れてしまう「子供の心」
毎日「やることリスト」に追われてそれをこなすことに必死になっていると、「人生を楽しむ」どころか何だか敷かれたレールの上を走っている気分になってしまいますよね。
毎日が単調、忙しくて何も楽しいことなんかない。
毎日やることだらけ。
仕事に締め切り、毎日の満員電車、会社に行けばうるさい上司/ 問題ばかり起こす同僚、子供のお迎え、ご飯の支度、、、、
「やること」がありすぎて、”自分が何を感じているか”ということに意識を向ける余裕がなくなってしまうんです。
何が好きだったんだっけ?今何を感じているんだろう。自分が夢中になるものって何だっけ?
子供の頃の「理由もなく」好きだったものや夢中になっていたもの。
「しなきゃいけないから」ではなく「したいからする」という感覚。
「周りがしてるから」じゃなくて「自分が」好きだからするという感覚。
頭で考えた「理論」ではなくて、そんな子供のような「無垢な心」は子供の時だけにあったものではなく、実はどんな大人でも持っているはずのものなんです。
けれど、脳が発達して「賢く」なってくると、先生や親から怒られないように、周りからはぐれてしまわないように、社会からの「外れもの」にならないように、自分を抑えることを学びます。
この、よく言えば「適応力」や周りと合わせようとする能力は、群の中で生きる動物として、人間にもともと備わった「生きる知恵」。
けれど、子供の心・自分らしさが押さえつけられすぎていたり、成長していく中で肯定してくれる人が周りにいなかったすることで、本当の自分/無垢な心を持った子供の心を思い出せなくなってしまうのです。
それはルールだらけの忙しい今の社会ではよくあること。
その「本当の自分」ではなく周りから求められていることに応えて生きることが「当たり前」になってしまっているこの世の中。
自分らしさが分からない、好きなものがわからない、そもそも「本当の自分」を見失ってしまっていること自体に気づいていない人もとても多いのです。
でもそのせいで、人生が窮屈に感じていたり毎日が単調で面白みがないもの時感じちゃう。
それは「子供の心」「本当の自分」が見えなくなってしまっているサインなのです。
「小さな幸せ」を見つける
ここ10年いわゆる「自分探し」をしてきた私ですが、気がついたら毎日が前よりも充実しているように感じられるようになった秘訣。
それが「小さな幸せ」に目を向けられるようになっていたことでした。
そして幸せを感じられている人はその「小さな幸せを見つける」ことが上手です。そういう人たちは、何か特別なものを持っていたり、やったりしているから幸せなのではなく、何でもない日常の中で「小さな幸せ」を見つけられているからなのです。
その「小さな幸せ」はどうやって見つけるんでしょう。
そもそも「小さな幸せ」って何??って思いますよね。
それはあなたを
「ワクワクさせるもの」
「ほっこりした気分させるもの」
「優しい気分にしてくれるもの」
それを見つけるためには、
「今、自分が何を感じているか」
ということに意識を向けることがとても大事。
今の社会は「外」からくる情報ばかりですよね。
やらなければいけないこと、メディアからの情報、目から耳から鼻から入る“情報”・・・
私たちの意識は常に「外」ばかりに向いていますが、「内側」に向ける時間がほとんどないんです。
だから、「我に返る」じゃないけれど、毎日忙しいからこそちょっとした合間に一呼吸おいてみるんです。
「自分とつながる時間」を作るんです。
朝起きた時ベッドの中で…
ご飯を食べる前に…
駅にいくまでの道で…
トイレ休憩の時…
お昼休憩の時…
電車の中や帰る道で…
お風呂の中で、そして寝る前…
忙しくて時間なんかない!と感じていたかもしれません。
でも、上に書いたような「子供の心・本当の自分」に耳を傾けるチャンスは思っていたよりもあるはずなんです。
そうやって自分の感覚に意識を向けていると、自分が何にワクワクするか、何が自分にとって心地良いものなのかに気づくようになるんです。
その自分にとっての「ワクワク=小さな幸せ」に目を向けるようにすると、その「小さな幸せ」が思っていたよりも転がっていることが見えるようになるはず。
楽しいことが「ない」んじゃないんです。
「毎日つまらない」と感じているのは、楽しいことが「ない」のではなくきっとそれを見逃しているから、なんです。
だから毎日の忙しさの中で、忙しいからこそ「意識」を向けることがすごく大切。
反対に言えば意識を向けていないから、あるものが見えなくなっているんです。
私の10の「小さな幸せ」
何だか似たようなタイトルがあったような気がしますが、、、(笑)
私の「小さな幸せ」を10個あげてみました。
- 道で通りすがった散歩中のワンコと目があった時。
- 部屋にあるお気に入りのクッションカバー
- カフェやコーヒーショップの店員さんがとても感じのいい対応をしてくれた時
- たまたま入ったカフェで思いがけず美味しいコーヒーに出会った時
- 雲ひとつない青空で心がすーっとした時
- 歩いていてふと顔をあげたら夕焼けがものすごく美しかった時
- 雨上がりに外に出た時の大地の匂いがした時
- 夏の夜の匂い
- 適当に作ったご飯が思いがけず美味しかった時
- 私の机の上にあるお気に入りの羽付きのペン
ね、小さいことでしょ(笑)。
人によっては笑っちゃ言うかもしれないけど、私の小さな10の幸せです。
こんなことでいいんです。
ワクワクさせてくるものが「何か」ということ自体が大事なのではなく、それに気づくために「自分に意識を向ける=感じる」過程が大切なのです。
こんな小さなことに「ほっとできるんだ」「わくわくできるんだ」ということに気づくことが「小さな幸せを集める」ための第一条件。
そしてそれが分かるようになったら、毎日の生活でその「小さな幸せ」を集める(意識を向ける)。
周りと違っていいんです。
「あなた」と「人」は違いますからね。
自分の心がほっこりするもの、ワクワクするものに意識を向ける。
あるいは「流行だから」じゃなくて自分が好きだからという「お気に入りのもの」を身の回りにおく。
この 「ワクワク」する感覚、本当に大事。
トピック的には違うかもしれないけれど、近藤麻理恵さんの「人生がときめく片づけの魔法」という本が日本はもちろん、海外でも爆発的な人気になっているのはここに通じるものがあるからだと思います。
「頭」で考えたのではなく、自分がワクワクするもの・ときめくものを探したり感じたりする家過程は、子供の心、つまり本当の自分とつながれる瞬間なのです。
「片づけをすることで、人生を変える」メソッド。
特徴は、残すものを「ときめくかどうか」の基準で選ぶこと。片づけを通して自分の内面をみつめ、自分が大切にしている
価値観を知ることで、二度と散らからない家をキープできる
だけではなく、キャリアや人間関係など、人生における全て
の選択において大きな変革をもたらします。(Kon Mari ホームページより引用)
「小さな幸せ探し」、今日から始めてみてください。
意識を持つために、毎日見つけた「幸せ」を日記に記録してもいいですよね。
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