もちもち食感の楽しいニョッキは日本ではパスタの中では馴染みが薄く、どうやって食べたらいいか分からないから買ったことない!と言う人も多いかもしれません。
でも、ニョッキはどんなソースとも料理とも相性がよくて使い勝手も良いだけじゃなく、身近にある材料で簡単に作ることもできるんです。
一般的なニョッキははジャガイモがメインの材料になりますが、素材を変えればいろんな味や色も楽しめるので特別な日の食卓にももってこい。
私もじゃがいものニョッキ以外に、紫芋やビーツなどのニョッキも作りましたが、その中でもかぼちゃのニョッキはお気に入りの一つ。
鮮やかな黄色が見た目にも楽しいし、かぼちゃのシーズンになると必ず数回は作っています。
料理の味や見た目は私たちの気分に作用してどれが消化にも影響するので、「健康的な料理」に「美味しさ」と「きれいな見た目」は大事なんですよ。
最近はスーパーなどでもニョッキを買うことができますが、私は手作りがおすすめ。
もちろん、作る手間はかかりますが簡単に作れるし、パッケージ製品より美味しいし、自分でバリエーションも楽しめるのがいいですよね。
このかぼちゃのニョッキはグルテンフリー、卵不使用、乳製品不使用なのでアレルギーやその他の理由でこれらの食品を避けている方にもおすすめです。
「ねばり」を出すグルテンや強力な「のり」の代わりになる卵が入っていない分、生地の扱いに注意が必要ですが、誰でも作れるように写真付きでキーポイントやアドバイスを交えてわかりやすく書いています。
よく読んでからとりかかってくださいね。
1. 材料を揃える
このかぼちゃのニョッキの材料は、
かぼちゃ、グルテンフリー粉、塩
の3つだけ。(自分で粉をブレンドする場合は別ですが、、、)
ね、シンプルでしょう?
かぼちゃ;
かぼちゃのホクホク感はニョッキのベースとしてぴったり。
皮の部分は硬いので剥いて3-4cm大くらいに切ります。
グルテンフリー粉;
このかぼちゃのニョッキの「つなぎ」となる大事な材料です。
私は玄米粉と片栗粉をブレンドしたものを使いましたが、それが面倒であれば既製のグルテンフリーブレンド粉を使うのがいいと思います。
注意していただきたいのですが、米粉だけでは代用できません。
一般的なニョッキのもっちり感を作り出すじゃがいもをこのニョッキには使っていないので、そのもっちり感を出すのと「つなぎ」のために片栗粉のような「でんぷん質」が必要になるからです。
米粉だけだとそのもっちり感が足りないんですね。
そのため、「片栗粉」「コーンスターチ」「タピオカ粉」「葛粉」などが入っているブレンド粉がいいです。
あと、よく売られている「パンケーキミックス」などは砂糖が入っていることが多いので注意が必要です。
「砂糖不使用」のものを選んでくださいね。
グルテンフリーのブレンド粉はこれがおすすめです☆
マフィンやクッキーなどの焼き菓子にも使えます。
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Now Foods, 万能小麦粉, グルテンフリー, 17オンス (482 g)
・一般的な小麦粉と同じように使用できるグルテンフリーミックス粉 ・焼き菓子も、ふわっとした軽い食感、風味も豊かに美味しく出来上がります。 ・グルテンや小麦、ナッツ、大豆、乳製品卵、貝類を含む主なアレルゲン不使用 ・アレルギー対応の専用工場で生産 ・人工香料、着色料、防腐剤を一切含まない非遺伝子組み換え製品
玄米粉と片栗粉をブレンドする場合はこれがおすすめです☆
2. かぼちゃを茹でマッシュする
皮をむいて切ったかぼちゃを竹串がすっと通るまで茹でます。
(蒸すのでもよいです)
かぼちゃに火が通ったらお湯を切り、ボウルに移してマッシャーかフォークで潰していきます。
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3. 潰したかぼちゃと粉、塩を合わせる
マッシュしたかぼちゃにグルテンフリー粉と塩を加え、均等になるまで混ぜていきます。
洗い物が増えると面倒なので私はそのままマッシャーで混ぜました。
かぼちゃの水分量に差があるので、粉は3/4量から加えます。
様子を見て生地が柔らかすぎるようだったら残りの粉も加え、一つの塊にします。
さらに必要なようであれば大さじ1ずつ加えて、扱い易い硬さになるように調整します。
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4. ニョッキの成形
*** 他のニョッキのレシピは手や台にくっつかないように粉を敷くように書いてあるのがほとんどです。私が作った限りでは、粉を足さなくてもくっつきにくいし、使うとニョッキが割れてしまうので粉は足さないことをお勧めします。***
⑶から大さじ1/2~3/4くらいの生地を取り、下の写真のように少し平たい滑らかな楕円形に成形します。
あまり力を入れると割れ易いのでそっと包み込みこむように整えます。
割れやすかったり、手にくっつき易い場合は手の全体に薄くオリーブオイルなどをつけてください。
ずべての生地を楕円形にしたら、フォークの背の部分を使ってそっと溝を入れます。
こうすると、ソースが馴染みなすくなるんですよ〜。
この時点で冷凍保存できます。(詳細は次のステップ)
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5. かぼちゃのニョッキを茹でる (すぐに使う場合)
大きめの鍋に塩を入れたお湯を沸かします。
火を弱めて⑷のニョッキを一つずつそっと入れていき、お湯の表面がフツフツするくらいの状態で茹でます。
ニョッキが浮いてきたら火が通ったサイン。
穴の開いたお玉などでニョッキをすくって水気を切ります。
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冷凍保存する場合:
多めに作って冷凍保存しておくこともできます。
バットや平らなお皿にサランラップまたはクッキングシートを敷き、⑷の状態のニョッキをお互いにくっつかないように並べます。
冷凍庫に入れて1時間くらい表面が凍るまで放置します。
表面が硬くなったら、ジッパーなどに入れて冷凍庫で保存できます。
***生のまま袋に入れてしまうとお互いがくっついて後で大変なことになるので最初の工程は大事です!!!***
6. お好きなソースと和えて召し上がれ!
このグルテンフリーのかぼちゃのニョッキは他の素材の味を邪魔しないので、お気に入りのパスタソースやソースのレシピと合わせて召し上がっていただけます。
サラダに入れたりしても美味しいですよ♪
私はくるみ味噌のソースと合わせてこんな感じに食べました〜
かぼちゃのニョッキは食べたことありますか?
食べたことあってもなくても、このかぼちゃのニョッキはきっと気に入っていただけると思います。
グルテンフリーで体にも優しいこのニョッキのレシピ、ぜひ試してみてくださいね。
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グルテンフリー かぼちゃのニョッキの作り方
そんなかぼちゃが活躍するこの季節に、こんなおしゃれなかぼちゃレシピを楽しんではいかが?
鮮やかな黄色が楽しいこのグルテンフリーのかぼちゃニョッキは普段の食卓でもパーティーでも人気になること間違いなし!
グルテンフリーとは思えないほどもちもちでとっても美味しいのに、材料はなんとたったの3つだけ。
お気に入りのソースに和えたり、シンプルにオリーブオイルで食べるものいいですよ。
グルテンフリー、卵不使用、乳製品不使用でアレルギーや過敏症のある方にも安心です。
Ingredients
- 350 g かぼちゃ 皮をむいた状態、4-5cm大にカット
- 115 g グルテンフリーミックス粉 砂糖不使用、デンプンを含むもの。おすすめのブランドは上記のブログを参照
- (私は玄米粉と片栗粉をブレンドしました) 下のrecipe note参照(*1)
- 一つまみ 天然塩
Instructions
- 小鍋にお湯を沸かし、皮を剥いてカットしたかぼちゃを柔らかくなるまで弱火で茹でる。(竹串がすっと通るくらい)*崩れて水っぽくなってしまうので茹で過ぎには注意*
- かぼちゃが崩れないように注意してざるにあけ、水気を切って大きめのボウルに入れる。塩をひとつまみ入れて、あればマッシャー、なければフォークの背の部分でかぼちゃを熱いうちに潰す。
- ⑵に粉の3/4量を入れて均等になるまで混ぜる。かぼちゃの水分量によって生地の硬さが変わってくるので、様子を見ながら必要であれば残りの粉も加えてひとかたまりになるまで混ぜる。まだ水っぽいようであれば、扱い易い硬さになるまで大さじ1ずつ加減を見ながら加える。
- ⑶から大さじ1/2~3/4くらいの生地を取り、上の写真のように少し平たい滑らかな楕円形に成形していく。ニョッキが割れたり、手にくっつく場合は手の全体に薄くオリーブオイルなどをのばして作業する。
- すべての生地を楕円形にしたら、フォークの背の部分を使ってそっと溝を入れます。この時点で冷凍保存できます。(*2;詳細は下のrecipe noteを参照)
- ニョッキを茹でる;(冷凍する場合はなし)大きな鍋にたっぷりのお湯を沸かし、塩を加えて⑸のニョッキを一つずつそっとお湯に落とす。お湯の表面がフツフツするくらいの弱火でニョッキが表面に浮いてくるまで茹でる。ニョッキが浮いたら穴の開いたお玉などですくって水気を切る。
- お好きなソースと和えて召し上がれ!
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