自然に囲まれて、息を飲むくらい迫力ある山肌や、遠くまで連なるアルプスの山々、過酷な環境の中で健気に咲いている高山植物や透き通った水が流れる川を見ていると、「物」や情報に溢れる世の中にどれだけ無駄が多いのかということを気づかされる気がします。
自然に触れると「ほっとする」とか「自分に戻れる」ってよく言いますよね。
自然の中にいると心がすっとしたり、悩んでいたことも「ま、いっか」と思えたりしたこともあるかと思います。
私も山に来るとエネルギーをもらえて元気になるのはそういう、現代の世の中に溢れかえる「余計なもの」を払い落としてくれるから。
体にいい料理のレシピが多い私のウェブサイトですが、テーマは心も体も精神的にも「自然に戻る」こと。
心も体も精神的にも「自然に戻る」ということの意味。
それは、加工されたものではなく、本来体が欲している自然の食材を食べ、適度に体を動かし、十分な睡眠をとるということ。
そして、自分が感じていることにしっかり意識を向けて、社会や周りが自分に期待していることではなく、自分の感覚に素直になること。