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拒食症の回復でやってしまいがちな3つの思い違い

「拒食症を治そうと心に決めたのに怖さが取れなくて前に進めないんです…」

「お腹が空かないし、食べてもすぐお腹いっぱいになっちゃう。どうすればいいでしょう??」

こんな相談をよく頂きます。

治りたい気持ちに心と行動がついていかないと、どうすればいいか分からなくなっちゃいますよね。

拒食症の回復期で、行動がついていかないという人はある「3つの思い違い」をしていることがよくあります。

そのために、頭で分かっているけど増やせないというスランプにハマってしまってしまうことが多い!

これを言ってる人はあまりいないし、摂食障害の頭になっていると、気づかないのは仕方ないんです。あなただけじゃないから大丈夫!

悩む人が1人でも減るように、今日は拒食症の回復を遅らせてしまう「3つのよくある思い違い」ついてお話しすることにしました。

この3つを理解すれば、できない…と悩んでいるあなたも明日からの行動がかわるはず!

それまで気づかなかったこの3つのことを理解したことで、私自身も25年も抜け出せなかった摂食障害を手放すことができました。

3つをそれぞれ説明していますので、少し長いですがじっくり読んであなた自身に当てはめてみてくださいね。

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拒食症の回復でやってしまいがちな3つの思い違い

治したいけど行動できません…という人がよくやってしまっている3つのこと、それは

  • お腹が空かないから食べられない
  • 怖いからできません
  • 普通に食べよう、と思っている

えっ、ダメなの?と思うことばかりかもしれないですね…

一つずつ説明していきますね。

①お腹が空かないから食べられない

この思い違いはとても多いんです。

拒食症の回復では、実はお腹が空いているかどうかに関係なく食べる、ことが必要なんです。

拒食症になると「お腹が空かない」あるいは「すぐお腹がいっぱいになってしまう」ことがよくあります。

今までずっと制限してきたから、胃や腸の働きが落ちてしまうんですね。
また、食欲を起こすのにエネルギーを消費します。だから栄養(カロリー)が足りない状態ではエネルギーを節約するため食欲も沸きにくいんです。

拒食状態の食欲に合わせていては、食欲も回復できないんですね。

これを解決する唯一の方法は「食べて体を安心させる」こと!

お腹が空かないから食べないではなく
お腹が空いてなくても食べる!

に思考を変えましょう!

お腹が空かないのに食べるのは最初は辛いかもしれない。でも、食べる量を増やして食べ続ければ食欲も消化力も戻ってきます。
だから今が踏ん張り時!!

と言ってもただ不快に耐えるのは大変なので、お腹の不快感を軽くする方法はまた別の機会に書きますね。

②怖いからできません

恐怖食品、体重増加、食べた後の不快感…

それが怖くて避けてしまうんですよね。

分かります。私もそうだったから。
でもこのために、何年も同じことを繰り返していたんです。

例えば・・・

太るのが怖いから(怖い)➡️ 低カロリーを選ぶ(安心)

やっているんじゃない?

「体重が増える」ということ自体は悪いことでも、怖いことでもないんです。

でも、ダイエット思考や、低体重で起こる不快感から、それを避ける行動をします。この行動が脳に『体重増加=悪』と教え込んでいるのです。

さらに怖さや不安を避けて「安心」するので、避けるのは良いことだと無意識に学んでしまうんですね。

飛びつくのはダメと飼い犬に教えたいのに、飛びつくたびにご褒美をあげているような感じです。

つまり怖さをなくすためには、行動して脳に「怖くない」と教える事が必要!

怖いからやらない/避けるのではなく
怖くなくなるためにやる

のです!

リカバリープログラムは、この怖さを減らし、乗り越えていけるためのサポートを行っています。

1人では不安という方は、こちらの体験セッションを受けてみてください。

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③普通に食べよう、と思っている

意外!と思う人多いんじゃないでしょうか?

拒食症の回復で「普通」に食べることを求めちゃいけません!

私は医者ではないので、あなたにどれくらい必要か言うことはできません。

(例えお医者さんでも、教えることはできないはずです。必要な量はあなたの体しか知らないはずですから^^)

海外の拒食症の文献では、臓器や代謝の回復、そして拒食症の脳を改善するために3000-5000kcalも必要と言われているんですよ!(

今まで、体が欲しがっている量よりずっと少なく食べてきましたよね。

あなたには、そのカロリーの負債が溜まっています。

負債をなくし、傷ついた臓器や脳を回復させるためにも、沢山のエネルギーが必要なんですよ♡

拒食症でいる時点で”普通”ではないですよね。
(普通という言葉は好きじゃないですが、この場合体が正常ではない、という意味です)

普通ではない状態で普通を求めなくて良いんです。

あなたに必要な量は”普通”よりずっと多くていい!


こう思えば、食べる怖さもぐっと下がりますよね。

拒食症克服でやりがちな3つの思いちがい

最後に

「治るために頑張りたいのに行動できない」の悩みを解消するために、その原因になりやすい3つの間違いについてお話ししました。

それを正すと

  • お腹が空かないから食べないではなく
    お腹が空いてなくても食べる!
  • 怖いからやらない/避けるのではなく、怖くなくなるためにやる!
  • あなたに必要な量は”普通”よりずっと多くていい!

この3つを今日から何度も頭に刷り込んでください(笑)

治るための行動をしやすくなるだけでなく、何度も繰り返すことで、恐怖や不安そのものがなくなっていくはずですよ。

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免責事項;  この記事は摂食障害で悩んでいる方に向けて、知識を広げるタジ目の一般的な情報として書いています。私自身の教育、研究そして個人的な経験に基づいた意見を述べたものであり、病気の診断 ・治療あるいは病気の予防を約束するものではありません
食生活・生活活習慣・その他の行動を変える際は、ご自身の責任のもとに必ず専門資格のある医師などにご相談ください。詳しくはこちら

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